本学生物資源学研究科生物資源学専攻博士前期課程2年の横山夢花さんが開発し、昨年度商品化した越前水仙専用の鮮度保持剤の出荷が始まりました！

この鮮度保持剤は、越前水仙をつぼみのまま長期低温保存を可能にし、さらに開花後の花持ちを延長できるもので、需要が高まる年末に向けた計画的な出荷を可能にします。本格的な水仙の収穫時期に合わせて出荷されるのは今年が初めてです。

　出荷前の越前水仙の鮮度保持剤
 

これから、越前水仙のブーケ販売など新たな販路開拓に取り組む県内の団体「ノカテ」やJA福井県に向けて出荷していきます。

研究室のメンバー全員で鮮度保持試験の準備
（準備作業が大変なので全員で助け合います！）
 

水仙は冬しか咲かないので、年末年始も休まず毎日花をチェック！
 

鮮度保持剤の調製風景
 

なお、横山さんは水仙の鮮度保持剤の研究開発を進めながら、日本女子フットサルグループ「福井丸岡RUCK」に所属し、主力選手としても活躍しています。