福井県立大学らが開発した新品種「山田錦FW1号」を使った日本酒の試験醸造が始まりました!

福井県立大学(生物資源学部創造農学科 三浦孝太郎准教授)と若狭湾エネルギー研究センターは、新品種の酒米「山田錦FW1号」を開発し、令和4年4月に品種登録出願を行いました。「山田錦FW1号」は、福井での栽培に適するように開発された、出穂期・収穫期を早め、草丈が低く(矮性)、籾が穂から脱落しにくい(難脱粒性)という特性を持つ山田錦の新品種です。

12月17日(土)、試験醸造として、共同研究を行っている久保田酒造(坂井市)による日本酒の仕込みが始まりました。

お米を蒸しているところ
お米(山田錦FW1号)を蒸しているところ

蒸しあがったお米を乾かす工程
蒸し上がったお米を乾かす工程

蒸したお米に種麹を振りかけるところ
蒸したお米に種麹(たねこうじ)を振りかけます

麹室で麹を作るところ
麹室(こうじむろ)にて麹(こうじ)を作ります

出来上がった新酒は令和5年春に試験販売を行う予定です。
 

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お知らせ 福井の気候に適した山田錦(酒米最高ブランド)を開発、試験栽培、醸造を行います| 福井県立大学 (fpu.ac.jp)

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