創造農学科学生が地場産農産物で開発したトマトソースのレシピ発表会が開催されました!
1月12日 (木)、北陸福井あわら温泉 「美松」で 県立大学創造農学科 と県坂井農林総合事務所が、坂井地区の農産畜産物を使って考案したトマトソースのレシピ発表会を開催しました。
これは県坂井農林総合事務所が、昨年から2024年春の北陸新幹線福井開業に向けて、坂井地区の魅力発信の機会として創造農学科にトマトソース作りを提案したのがきっかけです。同科の地域農政学研究室(担当:森川峰幸教授)の3年生5人が昨年6月からアイデアを出して、何回も試作・試食・求評を重ねながら4種類のソースが出来上がりました。
発表会には農村の魅力を伝える農遊コンシェルジュや飲食業者、地元あわら市長、芦原温泉料理長、行政関係者など50名が参加して、4つのソースを試食しながら意見交換を行いました。
レシピ発表会の様子 取組みの経緯を説明する森川教授
ここで4種類のソースを紹介します。
〇大玉トマトとニンジンの福地鶏ミートソース(開発者:田中涼愛さん、山川日向さん)
〇鹿肉入りトマト味噌(みそ)-ス(開発者:得能孝太さん、伊藤旬哉さん)
〇トマトとらっきょうのドレッシング(開発者:大塚麗華さん)
〇アボカドとトマトのクリームソース(開発者:大塚麗華さん)
完成した4品のソース
参加者からは「ミートソースは優しい味で離乳食にも良さそう」、「味噌ースはトマトの酸味と鹿肉の旨味が良い」、「ドレッシングはらっきょうがアクセントになっている」、「クリームソースはコロッケやポテト系のソースに合うし、ピザソースにいいかも」など概ね好評なご意見・ご感想をいただきました。あわら市の森市長からは、「私はこれまでトマトや人参が食べられなかったのですが、このソースは気にすることなく美味しくいただけました」と太鼓判を押していただきました。
プレゼンする学生の様子 取材対応をする5名の学生
今後は、このソースに更なる改良を加えて県大マルシェで試食に取り組むほか、農家レストランやカフェでのメニュー化、来年度春に開業する北陸新幹線芦原温泉駅の賑わい施設や吉崎の道の駅などで地元農産物と絡めた催しや販売を検討していきたいと考えています。
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