かつみキャンパス開設記念式典を行いました

令和4年4月に開設した全国でも初となる「増養殖」に特化した海洋生物資源学部 先端増養殖科学科のメインキャンパスとして、建築・整備を進めてまいりました本学4番目のキャンパスとなる「かつみキャンパス」を10月に開設します。

9月27日(水曜日)、開設に先立ち、関係者、地域住民の皆様を招いて、開設記念式典を開催しました。

岩崎行玄 学長は、「先端増養殖科学科は、増養殖に特化して今後の水産資源の増加、安全管理、開発を行う学科。水産増養殖は、国の根幹である食料生産にとどまらず地球全体の資源を考える研究分野としても注目されている。生物資源の開発、生産、保全等に関する重要なプレイヤーになり、福井県の持続可能性、発展に寄与していく」と式辞を述べました。

式典

また、来賓の杉本達治 福井県知事、西本正俊 福井県議会議長、松崎晃治 小浜市長、白須敏朗 本学評価委員長から、それぞれ、かつみキャンパスに対する期待と応援の祝辞をいただきました。

テープカット
テープカットの様子
(左から)岩崎行玄 学長、白須敏朗 本学評価委員長、西本正俊 福井県議会議長、杉本達治 福井県知事、松崎晃治 小浜市長、窪田裕行 理事長

式典終了後は、施設見学会が行われました。
研究講義棟は、教員と学生のスペースが隣接し、コミュニケーションが円滑に行えるよう工夫されています。飼育棟は、マサバやサーモン、トラフグ等の養殖魚を育成する大型水槽を備えた飼育実験室や陸上養殖試験が行える閉鎖循環水槽を備えるなど、最先端の研究や実験が行えるようになります。

施設見学会

また、水田尚志 海洋生物資源学部長、富永修 先端増養殖科学科長による新学科の構想説明が行われ、30周年を迎える海洋生物資源学部による研究の歩みと、今後世界的に期待される水産増養殖業に先端増養殖科学科が果たす役割について説明しました。

構想説明

その後、地域の皆さんをお招きした交流会が行われ、嶺南地域の養殖魚で作られた料理が提供され、一緒にかつみキャンパスの門出を祝いました。

交流会

かつみ外観

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