本学では、キャンパスが立地する永平寺町との包括的連携協定に基づき、2017年度より1年生を対象とした一般教育科目において、永平寺町をフィールドに地域を学ぶ「行って・見て・聞いて・考える永平寺町学」を開講しています。
2年目となる今年度は、九頭竜川とサクラマス、アラレガコ等をテーマにした「自然」、志比北地区をモデルにした「まちづくり」、れんげの里での直販等、JAの取組みに関する「農業」、世界の名だたるブランドにも生地を提供している繊維企業から学ぶ「産業」の4分野について、学生達は約4か月間、実際現場に足を運び、様々な人々との交流を通じて地域について学んできました。
最終回となった昨日1月23日(水曜日)には、永平寺町の「えい坊館」にて、受講生20名が4つのグループに分かれ、1班が自然、2班がまちづくり、3班が農業、4班が産業について、授業での学びと自分たちが考える永平寺町の活性化策について発表する学生発表会を開催しました。
学生発表会は今年度から、永平寺町民や授業に講師として協力いただいた企業・団体の方々等にも発表を聞いていただけるよう公開し、発表する学生や一般の参加者など、約40名が参加。まちづくりについて発表した2班の学生は、メニューがコーヒーのみである志比北地区のカフェを例に、一つの分野に特化した店舗を集めて誘客効果を高める案や、高齢者施設と児童館を併設し、子ども達が交流できる仕組み等について提案。参加者が学生に質問し、意見を交わす場面も見られ、学生達にとって貴重な経験になったようでした。
【野菜を直販する取組みについて発表する学生(3班)】 【質問する参加者】
本学ではこれからも、自治体や企業、団体など、地域の様々な方面と連携しながら、地域をフィールドにした教育・研究活動に積極的に取り組んでいきます。
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