7月25日（月曜日）に経営学科の専門講義「生産管理論Ⅰ」の最終講義において、株式会社日本エー・エム・シー 生産管理部 生産管理課 笠川 有美子さん（本学経済学部経営学科2015年卒）をお迎えして、ゲスト講義を実施しました。

講義においては、建設機械向け高圧配管用継手の国内シェアNo.1である同社の企業概要とアジアを中心としたグローバル展開、製品工程の説明と国内・海外工場における生産品目の違い、女性活躍推進を中心とした働きやすい職場づくりなどの取り組みについて説明されました。

次に、同社で働いている本学卒業生の紹介と業務内容、そして、笠川さんが実際に行っているスケジューラ・システムを用いた生産計画作成に関する実務の説明が行われました。

質疑応答では、「大学で学んだことがどのように実務と関係しているか」という学生の質問に対して、講師からは「講義で『在庫＝罪子』という考え方を教わったので、安易に在庫を置いて問題を放置せず、すぐ解決するように心がけている」と回答されました。

☆学生の感想

「タイやフィリピン、中国などへの工場進出や、海外からの人材受け入れなど、グローバルな製造業の現状について学ぶことができた。」

「国内工場では多品種少量生産、海外工場では少品種大量生産と、生産する種類や量が異なることや、一日ごとに細かく生産計画を立てていることに驚いた。」

「生産管理の大変さや重要性について知ることが出来て、企業の経営状態を左右する無くてはならないものなのだと改めて思った。」

経済学部では、地域の企業と連携することで、理論と実践とリンクさせて学びの質を高めながら、地元への理解を深める取り組みを行っています。

株式会社日本エー・エム・シー

https://www.j-amc.co.jp/