「北陸技術交流テクノフェア2025」に出展しました。
福井県立大学は、10月23日(木曜日)・24日(金曜日)の二日間、福井県産業会館で開催された「北陸技術交流テクノフェア2025」に出展しました。
本学は10年以上にわたり継続して出展しており、地域や産業界に向けて研究成果を発信しています。
今回は、「海洋生物資源学部」「看護福祉学部」、そして来年4月に新設予定の「地域政策学部」の3学部がブースを展開し、それぞれの特色ある研究・教育活動を紹介しました。
                       ブースの様子
 
海洋生物資源学部
「海から未来をつくる」をテーマに、環境と食に関する研究を紹介しました。
濵口教授は、日本海の海藻による二酸化炭素吸収や炭素貯留に関する「ブルーカーボン」の研究を発表。
また、細井准教授と大学院生の吉田さんは、福井の伝統食「サバへしこ」に含まれる健康成分を科学的に解明し、地域食文化の新たな価値創出を目指す研究を紹介しました。
 
看護福祉学部
久米教授は、認知症の方の痛みを早期に察知するための評価方法を紹介。
長谷川准教授は、本学の「SIM・ICTラボ」を活用した、精神科看護師向けの実践的教育プログラムを発表しました。
ブースでは、「からだラボ」での健康チェック体験も行われ、多くの来場者でにぎわいました。
地域政策学部(2026年4月開設予定)
新設予定の「地域政策学部」では、学びの特色や体験的な授業を紹介しました。
ブースでは、県内企業や自治体と連携して課題解決に取り組む「コーオプ実習」、地域現場で学ぶ「フィールドワーク」、データを活用した「地域データ分析」などの演習も紹介。
来場者の方々が自分の地域データを地図化する体験コーナーもあり、地域の魅力や課題について意見を交わす場となりました。
福井県立大学は、研究成果を地域社会へ還元し、産業や暮らしに活かすことを大切にしています。
今年は8月に「大学見本市(東京ビッグサイト)」に初出展したほか、今後も「アグリビジネス創出フェア」や「マッチングハブ北陸」など、学外への発信の場を広げていきます。
今後も地域に根ざした研究と教育を通じて、福井から新たな価値を発信してまいります。
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